Colour Chart


水彩絵の具のカラーチャートを作りはじめました。
今まで自分の持っているカラーの特性なるものをきちんと学んだ事がなかったので、普段主に使っているイギリスのウィンザー&ニュートン、それからオーストラリアに来てから全然使っていない日本のホルベイン、あとはオーストラリアのアートスペクトラムというブランドの水彩絵の具をそれぞれ比較して勉強してみる事にしました。

ホルベインの水彩絵の具は日本から持ってきたものですが、実はあまり使ったことがありません。こちらではチューブごとではホルベインのは手に入りにくいので、色が切れたら不便だと思っていたからです。この前お店で12か18色のセットを見ましたが、いずれにしても78ドルという高級な値段で売られていてびっくりしました。

 今まで気付かなかったけど、チャートを作り始めるとホルベインの水彩絵の具がとても優れた品質のものであることがわかって虜になりました。色のきれいさ(鮮明さ)が他のメーカーと比べて群を抜いていました。私の先入観から、アートってなんとなくヨーロッパの品が強いような気を抱いていましたが、そうではなかったようです。これからはどんどん日本製も使おうと決めました。




それから、水彩絵の具は色によって見た目のさらっとしたものからざらっとしたものまであり、それぞれ特性が違います。この写真の何でもない濃淡の一本線によって、そういった特性と発色の仕方までも学べ、3時間かけて作った甲斐があったと思いました。
今後、資料として役立てようと思います。

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