2011年4月23日土曜日

Louise Brooks



ルィーズブルックスの詳しいプロフィールはこちらを御覧下さい。

今回の作品は、今から80年以上も前にハリウッドで活躍したサイレント映画女優ルィーズブルックス。1927年くらいからトーキーと呼ばれる発声映画が出始めるまで、ハリウッド映画初期の作品は、サイレント(無声)でした。
あの有名なチャップリンの映画もほとんどが無声映画です。彼はトーキーの時代に入っても、わざと無声を通したことで有名ですが、ルィーズブルックスをはじめ、ほとんどのサイレント映画俳優達はトーキーの時代の波に上手く乗れず失敗に終わりました。いったん声を発すると、役柄のイメージが変わるだけでなく、今まで人々が持っていた俳優へのイメージもがらりと変わってしまうため、それを恐れた映画監督は、声の吹き替えを使用したりすることもありました。

映画俳優の仕事ほど奴隷に近い仕事はないー とルィーズ ブルックス本人が言うだけあって、演技もうまかった。演技が上手いばかりに娼婦に扮する役柄も地でやっていると言われ、反抗的な態度の演技をすれば、反抗的な人間だというレッテルを貼られ、最終的に人々の怒りを買って嫌われた、まさに伝説の女優なのです。


最初の段階のスケッチ。色を入れながらも気に入らない部分を加筆/修正。たとえば、噴水の支柱の形。

背景のテーマですが、想像画で、ルィーズ ブルックスや出演映画には関係のないテーマになりました。特に私の身近な自然からインスピレーションを得たものが多いです。建築物の外観などは、私がいつか住んでみたいと思う、いつも頭に描いていた理想のものでもあります。

サテンリボンを塗りました。ドレスのカラーも自分の思うまま。


 
まるで高級カーペットのような緑の芝生。それは、3年間一緒に暮らしていた義父母の家でいつも目に入っていたもの。




そして、絵の中のレモンの木。




それはここから。

近所の家のレモンの木は立派で、フルーツがたわわに実っています。レモンが木に成っている様子がとても好きだから、外出時にいつも前を通って見ていました。






噴水。水の色はパースの澄んだ空の色から。

羽の付いたゴージャスな帽子。


紫の花アガパンサス

エレガントな見た目のアガパンサスは義父母の家の庭にもありますが、オーストラリアではどこの家の庭でもよく見られます。春から夏にかけて咲き続ける花。


実際のアガパンサス。シドニー在住のりりーさんのブログからお借りした画像です。後ろはハーバーブリッジ。


絵の中の右上端、プールの脇に見える鉢に入った植物はTree Bird Of Paradice。花がBird- 鳥の形に似ていることからそう呼ばれています。この植木はうちの裏庭にあるんです。


これも同種。

そしてピンクのバラ。

スパティフィラム

絵のここに入れています。↓



家具はアンティーク

まだらな感じを出すため、まだ濡れている間にすぐにティッシュオフする。

古びた家具の感じ

そういえば、ルィーズブルックスが『パンドラの箱』で演じた有名なルルと言う名前の役柄ですが、実は私の生まれたばかりの頃(生後3ヶ月間)の名前もルルでした。あだ名じゃないですよ。戸籍上にも載ってある本名です。
日本人にしてはあまりにもめずらしい名前、成長してからいじめに遭うのではないかという理由で、両親が改名して今のRumikoとなりました。関係ないけど、改名すると、外国で永住権を取るときに結構面倒です。

いつまでも私の中に生き続けるもうひとつの名前ルル。そう聞いたら自分と重ね合い、運命を感じます。ルィーズの人生に転機をもたらしたルル。私にも彼女と同様、違う人生があったかも。


作品のプリントはCelebrity Art Printsで販売しています。
This print is available at Celebrity Art Prints.com.